よしまり。@yoshimarilogです。
大学院に入学する前に、おすすめの本はありますか??
と、税理士試験受験生応援ブロガーくまお(@kumaco55)さんに質問したら、こんな素敵な本を紹介していただきました。
他にも色々、入学までに準備しておくこと
として紹介してくださっている中の一冊になります。
今回は、
- 1回目にざっと目を通した感想
- 2回目以降の読書ガイド
をまとめた備忘記録です。
1回目の読書は荒く、流し読みです。また戻ってくるので。
Contents
法律を読む技術・学ぶ技術
- 法律の構造
- 法律どうしの位置づけ
- 法律、条例、政省令の位置づけ
- 細かな用語の意味
などが収められていて、法律を読めるようになるための本です。
法律って、読解しやすいものだよ~
まるで、京都の街並みのようだよ~と、
筆者の法律愛を感じながら読み進めました。
こんなとき、この本に戻ってこようメモ
用語が読めなかったとき
憲法・民法・刑法・行政法の基本的用語の、読み方が難しそうなもの一覧があります。
意味を調べたくても、読めないと辞書も引けないですからね。
有名な判例名
法律を学んだ人はきっと当たり前に知っている、有名な判例の読み方一覧があります。
恥ずかしい思いをしないように、大事な一覧かと。
例として、筆者は「猿払事件(公務員の政治的自由が争点)」を、「サルバライ事件」と読んで、赤っ恥をかいたとのこと。
わたしも中学生の時、COMME CA DU MODE をコメッカと言っていて、だーれも教えてくれなかったなー。(笑)どうやって気づいたんだろう。。。コムサ。
用語の公式
- 以上、超える、以下、未満
- 以前・前、以後・後
- 又は・若しくは、及び・並びに
- 適用・準用
- みなす・推定する
- 違法・不当
- 無効・取り消し
- 作為・不作為(思っていた意味と違っていた)
- 停止条件・解除条件
- 却下・棄却
電子六法の使い方
検索のコツが載っています。
実際に使うときに戻ってきたいページ。
法律の分類
法律を分類する代表的な切り口。
- 実体法と手続法
- 公法と私法
- 一般法と特別法(とくにこの部分は、見分け方が詳しくのってる)
たとえば、民法は一般法で、商法・労働基準法・借地借家法は民法の特別法の位置づけ。
特別法のほうが優先される。
裁判のしくみ・判例の学び方・法律上の訴訟とは
論文を書くとき、参考になりそう。ドッグイヤー!
法律の目次から規定の流れを想像する頭の中
一度ここの章を見ながら、法律を図解してみよう。
このとき、1条を先に読んでおくとよい。
1条はその法律の要約文になっているから。
【手段・目的・究極の目的】という構成になっているらしい。
究極の目的って素敵!!!( ゚Д゚)
原則と例外の書き方を見抜く
例外を示す言葉はいろいろとあるので、常に何が原則か、何が例外かを整理しながら読むことを忘れないようにしよう。
階層構造や、言い回しがややこしいとき
図解にして理解する例が載っているので、実践に使いたいです。
図解する以外にも、似た用語を並べて、「違い」に注目したり、
違いが生じた理由を理解したり、参考になる例がいくつか記載あり。
要件に注目
要件は法律学習の大きなポイント。
- 「かつ」「又は」
要件も図解にして整理するとスッキリする。
その要件に関する判例を読むときは、その判例が、条文のどの要件のどの部分を補っているのか考えながら読むことが重要だそうです!
各法律編
後半は、
- 憲法の読み方・学び方
- 民法の読み方・学び方
- 刑法の読み方・学び方
- 行政法の読み方・学び方
と続きます。
後ほど、民法のところから読む予定です。
入学式まで
まだ入学式が行われるかどうかわからず、落ち着かないですが、
入学を楽しみにしつつ、勉強習慣をつけたいなと思います。