ヨシマリ@yoshimarilogです。
税理士試験の合格発表がありましたね。
私の住む静岡市では、6回の経験の中で1回だけ金曜日の当日に結果が届きましたが、他5回は土曜日の到着でした。
土曜日の郵便屋さんのバイクが待ち遠しくて、ソワソワしました。
嬉しい結果も残念な結果も、そんな気持ちで、合格発表を迎えられること自体が素晴らしいことです。
幸せなことです。
そして、その結果を受け止めて、どのように行動するかが、次へ繋がることですので、私の失敗談と、とても尊敬できる方の、試験への取り組み方から学べることを共有したいと思います。
Contents
冷静な判断を。計画を見直すチャンスです。
私は、半年の消費税法の勉強で臨んだ、消費税の合格発表のとき、結果は不合格でしたが、すでにそのとき、簿記論を始めていました。
しかも、あまりついていけていない学習状況。
そんなとき、消費税法の不合格を受けて、「消費税法は、1年休んだらまた振り出しに戻ってしまってもったいない。」と予備校の先生に言われ、追加で消費税法を申し込むことにしました。
消費税の不合格は想定の範囲内でしたし、それがわかっていて、9月からは簿記論をはじめていたわけです。
だから、2科目やることについても考えていたことではありました。
ただ、9月から12月までの状況によって、12月のこの時点で、再度立ち止まれるチャンスなわけです!
私は、消費税法を追加したことは、結果的に共倒れにつながってしまいました。
結果的には、財務諸表論・簿記論・消費税法の順で合格した今思うことは以下のとおり。
- 消費税法を薄くでもはじめからやっていたことは、消費税法合格年の足しになった。
- 合格しやすい順番は、財務諸表論⇒⇒簿記論⇒消費税法
- 12月に授業に遅れているなら、追加するより選択すべき。
こんな感じです。
追加より、選択が望ましい場合もある。
もう一度伝えました。
一回足を踏み入れた科目をお休みしても、振り出しには戻らない!
一番心配して、簿記論をメインで受けた年も、財務諸表論を受けた年も、9月の段階では消費税法も受講しました。
でも結果的には共倒れになりかけて、消費税法を切る感じになってしまいました。
もちもん、9月10月に、消費税法を毎年触れていたことも、のちのちの消費税法受験においてはアドバンテージになり、ほぼ直前期の追い込みをせずに合格をしました。
ですから、無駄、というのはないと言えますが、きっぱり簿記なら簿記だけ選択して、集中して合格を狙ったほうがストレスがなかったなと思います。
ひとつひとつ狙おう
当日の失敗や、苦手な問題の年に当たることを考えて、2科目受けて当たったらいいな、という感じで勉強する方もいますが、時間がないなら、1科目ずつ着実に。
どうせ長い期間かかる試験ですので、稀な失敗を恐れて、ふたつ用意するより、全力で着実に片付けるほうが近道かなと思います。
年内には気持ちを固めること
科目を悩んだり、方向性がさだまらないと、せっかくの努力が拡散してしまいます。
試験合格に向けて、一点に自分の攻撃力を集中、狙い撃ちするためにも、年内に気持ちを固めましょう。
発表からの1週間は、思う存分悩んで、決めたらそこに時間を投下しましょう。
一年に一科目、ダメでも次の年は新たな科目、という案
簿記・財務諸表論のあとの税法の話ですが、
モチベーション的には試験のため、というより、一年に一科目税法を極める!!と考えるということです。
法人税を受験して、次は9月から消費税、このとき、12月の結果でだめでも、この年は消費税を極める年としているわけですので、消費税。
次の年は・・・と、自分のモチベーションを税法マスターとする方法です。試験結果にとらわれ過ぎずに9月の選択ができます。
この方法で、着実に法人・所得と合格したすごい方が、消費税のあと、次は9月から相続税の勉強を開始していました!!
このモチベーション、すごくないですか?もう税法3科目受験して、最後の1科目の結果待ち状態のときに、もう一科目を9月からはじめるって、目指しているものが試験ではない、
もちろん試験を目指しているのだけど、もっと上の方に意識があるから、試験も辛くないのだなーと、思います。(尊敬!)
これぞ税理士になりたい者の姿!かと。
まとめ
9月にどのような選択をするのかが大事ではあるのですが、
12月は再度見直すチャンス、気持ちも新たにスタートできるチャンスです。
このチャンスを活用して、8月までまた頑張りましょう!
会計人コース 合格体験記
私も執筆させていただきました!
合格した3科目のこと、子供と勉強することなど、こまかなことまで書いています。
私にとってもとても良い機会となりました。
ヨシマリという名前ではないですが、見つけてもらえたら嬉しいです!
豪華な合格者の方々の記事は、とても勉強になるし、モチベーションにもなるので、年末年始にぜひ。