よしまり。@yoshimarilogです。
9月は大学院の夏休み期間です。
先日、『スタンダード所得税法』(弘文堂) を読み、大変よかったので、
『スタンダード法人税法』(弘文堂)を購入しました!!
法人には心理的満足がない
法人は消費をしない所得を基に税を負担させることは、
『論理必然的に導かれるわけではない』なんて楽しそうなはじまりです。#スタンダード法人税法 pic.twitter.com/l6Oxi7gkOr
— よしまり。 (@yoshimarilog) September 6, 2020
法律学から解説された基本書として、法人税バージョンでも『待望の!!!』という感じで登場した本のようです。
スタンダード法人税法がおすすめな理由
実務家の皆さんにも、学生の方にも、
法人税を理解しようとするときの土台にあったら、
とってもしっかりした土台が出来そうな一冊です。
計算の仕方の教科書ではありません。
本書の特徴
- ですます調の「Lecture」と、少し深堀した「Next Step」で構成されている
- 図表や事例がわかりやすい(所得税法のほうの設例とは違いますが、いろいろな登場人物を出さず、ナチュラルなかんじ。)
- 法律のおおまかな構造の説明がわかりやすい
- 裁判例も詳細に解説されている(ケースブックでの学習の前によさそう)
本書もスタンダード所得税法と同様、何度も読み込みたい本です。
論文テーマ探しに焦る前に読みたい本
何を隠そう、わたしはいま、とっても焦っています。
テーマが決まらない、
税目すら決まらなくって。
でも、ちょっと落ち着いて、この本も読んでから、所得税の方ももう一度読んで、
そして『租税判例百選』『税大ジャーナル』『税大論叢』でテーマ候補を眺めてみようと思っています。
もしまだこれから大学院を検討する方がこのブログを見ていたら、
『スタンダード法人税法』(弘文堂) この本はきっと面白く読めるので、
先に読んでみると良いと思います。
よしまりろぐ
大学院2年間って、あっという間に過ぎてしまいそうです。
いまのところ、成長を実感できていません。
でも、レポートを4つ書いて、きっとレポートを書くことには慣れました。
そしてほんの少し、
税理士は法律家なのだなと、自分の心でちゃんと感じることが出来てきました。